言葉にできない

実は小田和正も好き

2021年上半期ベストエンタメについて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週のブログをサボっても誰にも咎められない。島TVで禊を求められることもない。何故なら毎週更新のルールを定め、それを守り、破るのはこのわたしだけだからであり、何より、わたしがジャニーズJr.でないからである。悲しいかな。

 

さてわたしがジャニーズJr.でないことだけが証明された今回は、多くの人がやってる2021年上半期ランキング的なやつをやろうと思う(今更)。ただ、ベスコスはみんなやってるっていうのと、みんなのベスコスがわたしのベスコスなので(?)、本記事では個人的ベストエンタメについて言及したい。何せわたしはエンタメと名の付くものであれば何でも美味しくいただくエンタメジャンキーなのである。ちなみにベスコスを言っておくと、キャンメイクシルキースフレアイズのネクタリンオレンジとストロベリーコッパー、リカフロッシュのオランジェット、YSLのルージュほにゃらららウォーターステイン617です。クソおせわになりました。

エンタメとか言いながら舞台が主です。ラジオとかも書きたいからエンタメと大きく打ちました、謝罪。時系列で並べていきます。

 

 

 

  • 『DREAM BOYS』帝国劇場

2020年1月のジャニアイ以来、"ジャニーズを浴びて"いなかったから、堪らなかったね。「あ〜‼️コレコレぇ〜‼️」となった。帝劇のジャニーズ舞台って、"ジャニーズ"が頭から降ってくるよね(概念)。特に新演出のホーンテッドマンションは、ミュージカルオタクのわたしにとって、衣装の感じが別ミュージカルを彷彿とさせ(エリザベートとか1789とか)とってもよかった。ジャニーズ、頑張って練習してミュージカルとか出よ?あとは矢花のダンスが上手くなってて、ついつい目で追ってしまった。思えばアレが、矢花に狂うことになるトリガーだったのかもしれない…。

 

劇中ナンバーの『This is not over yet』が好きだったから、次再演するときは観に行こうと思って初めて観た。なんとな〜くのあらすじと同曲の希望に溢れた、明るい雰囲気だけを知識として携えてルンルンで席に座った舞台だったけど…だったんだけど……………………………………………………。

観劇後3日は鬱状態になりました。どうしようもなさすぎる終わり方に、ひたすら悲しくて何をするにも明るい気分になれなかった。ちゃんとネタバレを見て、気持ちの準備をするべきだったと激しく後悔…。「良い作品だった!」と一言でまとめてはいけない。最悪な気分になるけど、その最悪な気分から目を背けず、向き合わなければならない。そう教えてくれた作品です。だから多くの人に観てほしい、観て、考えてほしい。観に行くにあたってわたしから言えるのは、必ず心の準備をしてから行ってほしいということです。じゃないと生活に支障が出ます………。

 

気になるから観にいこ〜くらいの感じで行った。プロモーション見た感じでは、曲あんま好きじゃないかもなって思ったけど全然そんなことなかった。しっとりした曲が多いのかと思ってたけど、普通にポップだった。おばたのお兄さんがよかったね〜!歌上手だし、キモい感じが最高だった。レミゼのトレエン斎藤さんもそうだし、ローマの休日のオリラジ藤森もそうだけど、芸人さんがミュージカルやるの中々良いよ??ミュージカルの大半にコメディの役割をするキャラクターがあるんだけど、芸人さんだから舞台上でのコメディ感を出すのがさすがに上手い。ついでに歌も上手い。最高。話が逸れた。あとは宮野マモちゃんのポマター先生‼️ポマター先生‼️これが‼️良い‼️マモちゃんに恋をしかけてしまったので、これが推し俳優だったら死んでたと思う。というか一幕最後の『Bad Idea』が良曲すぎる。「不倫しちゃアカンよ〜…絶対アカンよ〜…押すなよ、押すなよ……(押した)」みたいな曲なんですけど(世界大雑説明賞受賞)、その葛藤とか心の揺らぎとかスピード感が表現されていて、且つコード進行がメチャクチャわたしの好み。一幕最後という重要シーンだからか日本版では映像がないんですけど、ブロードウェイのならあったんでよかったら見てください。コメ欄見るとどの国にもオタクはいるんだな〜と笑えます。ちなみにわたしはこの曲を矢花と歌いたいです(?)。

 

 

ここに来て突然のラジオ。タイトルを「ベストミュージカル」でなく、「ベストエンタメ」にしたのはこいつを捻じ込むためです。オープニングトークがあまりにも好きすぎてradikoプレミアム会員を駆使して、ありとあらゆる放送局で何度も聴いた。小宮フライデー後一発目のラジオということで、それに触れてたんだけど、そのトークが最高すぎて、周りの人にまるで自分のフリートークかのように話しまくってます。ぜひ聴いてほしいのでなんやかんやで聴いてください。キーワードは「こみたんの二郎ハント」です。

 

Creepy Nutsはさることながら、RHYMESTERを見てみたくて行った。行って分かりましたね、RHYMESTERの"KING OF STAGE"たる所以が。これはKING OF STAGEだわ、となった(語彙力)。何だろう、ライブならではの演出というか、観客を「参加状態」にさせるのが上手い。誰も置いてかれない。RHYMESTERのライブDVDが欲しくなりました、よろしくサンタさん。

 

原作オタク、興味本位でチケットを買う。正直まっっっっったく期待してなかった(何故チケットを買った)。映画面白かったけど、ミュージカルオタクとしては許せないミュージカル(笑)の入れ方をされたのを根にもってたので、今回も同じように許せないなにかをブチ込まれるんだろうな〜と思ってたから、何も期待せずに観劇に臨んだ。するとなんということでしょう。メチャクチャ良いではありませんか。もちろん舞台ならではのストーリーはあったけど、演出の端々から垣間見える原作の雰囲気、全然苦にならない舞台化としての物語の再構築、控えめに言って最高でした。冒頭5分で泣きそうになった、あまりにも原作の世界観が再現されていて中村壱太郎さんの先輩像も素晴らしかったのですが、何よりも、佐久間さんも言ってたけど、久保史緒里さん!!!!!!!くぼしーやべえ!!!!!!!「ふ〜ん乃木坂の…」くらいにしか思ってなかったごめん!!!!!!!黒髪の乙女があまりにも黒髪の乙女だった。エスカルゴを見つめながら「お酒がのみたい!」と思ったことを語るシーンで泣きそうになった、てか泣いた、わたしが脳内で思い描いていた乙女が寸分違わない姿でそこに居たから。言葉の発し方とか、仕草とか、台詞一つ一つの言い方とか、完璧に黒髪の乙女だったんだよお😭黒髪の乙女は存在したんだよお😭と、感激の涙を流しながらわたしは帰路につきました。くぼしー最高。わたしもいつか黒髪の乙女になりたい。

 

  • 『CLUB SEVEN ZERO Ⅲ』シアタークリエ

エンタメの究極形態だと思ってる。本作品について説明させていただくと、玉野和紀さんという人が脚本・構成・演出・振付・出演をしているバケモノエンターテイメント作品。ダンスあり、歌あり、スケッチ(コント)あり、ミニミュージカルありのスーパーエンタメ舞台なのである。わたしがこの作品を観に行く理由は、特に推し俳優がいるからではない。ただただCLUB SEVENシリーズが好きなのだ。まあ観ていけば自然と誰かしらを推しになる。ちなみに本作品の平均年齢はたしか40とかだよ()。メインを張ってるのが、自虐でもなんでもなく絶対的数値でのオジサンたちだよ。なのに最高にかっこいいし、面白い。見どころはやっぱり二幕の五十音順ヒットメドレー!あ から んの五十音から始まる曲をひたすら歌い続ける。40分とかノンストップで。その中でも意味を繋げたりするのが毎回面白い。面白いしか言ってないなコイツ。あとジャニオタとしてはジャニーズ曲を歌ってくれるのが楽しい。今年はイミレを本家の振り付けで歌ってくれてた。バチボコかっこよかった。前はざえび歌ってくれてた気がする。ていうか、前は町田くんとかジャニーズ出てたから、また出ようよ〜ォン。割とチケットを買いやすい作品だと思うので、是非今度つぎがあるときは買ってみてください。エンタメを欲してる人にオススメです。あまりにも色んな人に見て欲しいので、今回と前回のプロモーション映像を置いておきます。ら〜ぶくら〜ぶせぶ〜ん🎶(毎度お馴染みラブソーの替え歌)

 

 

初演から気になってたから特に前情報を入れず行ってみた。去年のジャージー・ボーイズコンサート以来、東啓介さんが気になってたのもあったし。結論から言うと東啓介演じるアルマンに恋して帰ってきたんですけどね(恋多すぎな)。うっすら気づいてたけどフランク・ワイルドホーンの曲良すぎ〜…………。そのシーンにぴったりあったメロディラインすぎて、心に真っ直ぐ響いてくる。マタハリの気高い感じと内面に秘めた少女性、それにどうしようもなく恋してしまったアルマン。しかし時代が2人を引き離す、そんな悲しい様を歌い上げる『普通の人生』はマジ圧巻だし、わたしが観たのは田代万里生ラドゥーと東アルマンだったんですけど、この2人の歌う『二人の男』は声量と迫力凄すぎて鳥肌が止まらなかった。1回しか観に行けなかったのが悔しい〜!色んなパターンのキャストで観たかった〜!!次再演あったら複数回観に行く〜!!素敵な作品に出逢えてしあわせ〜!!とりあえずとんちゃんの次の作品を教えてくれ観に行くから〜!!!!

 

  • 『大豆田とわ子と三人の元夫』TBSテレビ

これまた突然のドラマです。みんなハマってたし書こうか迷ったけど、迷うくらいなら書いとく。初めてちゃんと坂元裕二作品を見た。このドラマに言及したかったのは、市川実日子演じるかごめにひどく感情移入してしまったからである。だからかごめが突然亡くなってしまったとき、一緒にドラマを見ている両親は「え?なんで?なんで死んじゃった????」って感じだったがその隣でわたしは必死に涙を堪えていた。かごめが自分のことのようにしか思えなかった。基本的にいつ死んでもいいと思ってる人間だけど、かごめのためにもう少しちゃんと生きてみようと思った。ありがとうかごめ。ということでDVD BOX買います。あと単純に慎森が死ぬほどタイプ。

 

  • 『【根性耐久】てつやの尻尾を最後まで掴んでいた奴が勝ちサバイバル!【賞金あり】』東海オンエア

わたしのTwitterを見ていただいている方ならご存知かもしれないが、わたしが去年から大ハマりしており今や生き甲斐になってるYouTuberこと東海オンエアの動画である。どれもはちゃめちゃ面白い動画なのだが、感動すら覚えたのがこの動画。ちなみにこの動画に感動する展開はない、勝手にわたしが感動してるだけ。リーダーであるてつやに突然尻尾が生えたとして、誰が最後まで掴んでられるかな?というタイトル通りの内容だがマジで意味わからんよなわたしも分からん。尻尾を掴んでる間、てつやは他のメンバーのことが見えない設定なのだが、それがなんだか、てつや以外のメンバーが亡くなってしまったら…というのを想像させて、なんだかグッときてしまったんだよね…。オタクの飛躍的発想…。亡くなったとしても6人でわちゃわちゃしてるんだろうな…。そういう発想を抜きにしても、オタクなら推しGが狭いとこでごちゃっとしてる姿が好きなのは分かってくれると信じている。しばとしのコントが見れるのも好き。これは下ネタないのでよろしければ見てください。他のは下ネタがある可能性があります。それも最高なんだけどね。

 

  • 『異端児侍日報〜侍ふ。〜(矢花)』7MEN侍

ポニョ!自らの思想を披露してくれるブログだ〜いすき!もぐもぐ!!!考えるきっかけをくれて、それに対する意見を披露する場をくれて、えっ?ジャニーズJr.?講義じゃなくて?という感じですね。矢花、ダヴィンチとかで連載やればいいと思う。双方向コミュニケーションが難しいジャニーズという場に新しいコミュニティを作らんとする矢花黎に幸あれ。

 

 

ざっとこんなもんでしょうか。シンエヴァも良かったけどあれを語れる語彙力は残念ながら持ち合わせてない。良きエンタメ上半期でした。下半期も行ける限りエンタメに行き尽くして健康に生きていこうと思います。良いエンタメがあったら教えてください。

 

 

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アイキャッチに迷った挙句、わたしのエンタメの師匠(?)である佐久間宣行さんのドリームエンタメ、略してドリエンTシャツをそれとさせていただきます。